『こっちだ。こっちだ。』
『これから、オリエンテーション?』
『シーっつ。』
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『原因と結果の因果関係を分析するため利用するデータとしてのSNSを使用する際の注意点』
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『なんだこりゃあ。意味不明なテーマだぜ。』
『シーっつ。』
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ごぶさたでした。
今回は、SNS(Twitter/facebookなど)、「一般人が投稿している記事・写真」を「証拠写真」として採用する場合の注意点について、学習していきましょう。
これまで、「プロのカメラマン」が撮影した写真を、新聞・TV・雑誌などマスメディアが「証拠写真」として採用して、いわゆる「パブリック(信憑性のある一般公開)」をしてきた歴史があるわけですが。
昨今の技術革新に伴い、「一般人が撮影した写真」が「重要な意味」をもつ時代になってきました。
つまり、「70億人すべてが目撃者」。と同時に、「70億人が総カメラマン」の時代に突入したといえるでしょう。」
さらに、「人間だけじゃありませんよ。」「防犯カメラ、防犯カメラも見ていた。」
現代という時代は、「出来事の加害者」にも「出来事の被害者」にも「出来事の目撃者」にも「なりうる。」。それも、「瞬時に入れ替わる」という。
『パパラッチは見ていた」』だけでなく、『一般人も見ていた。』ということになります。
現在、「SNS」というツールの発明により
●「一般人」でも
●いつも携帯している「スマフォのカメラ機能」で
●「現場」にいれば
●「一瞬の出来事」でも
●「撮影可能」
●「瞬時」に「自分のSNS」に「アップ」し
●世界中の人々に「情報を発信」することが
●「可能」
これらの「SNS」にアップされた「記事」と「写真」の『データ』を入手した際に、「注意しなければいけない」ことがある。
1)「日付」の問題
2)原因と結果の問題
簡単な例をあげてみよう。
★2015.11.16.(月)
**「月曜日の朝、起きてみたら風邪で、どうしても会社にいけない。」
**「この日は、病気休暇をとらしてくれと、上司に電話」する。
ところが、
★2015.11.16.付け(Twitter)によると
**「第三者が撮影したデート写真がTwitterにアップされた。」
**この写真は、実際は「2日前の土曜日のもの」
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万が一、「上司がこのTwitterを閲覧していた」として、
「病気で風邪」だと「病気休暇」と電話してきたのに、
『実際は、「デート」をしていて「会社をさぼった」』と誤解されてします。
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ここでの
「Twitter」における『日付(時刻)』だが
「投稿日」(アップ日(時刻))≠「出来事が起こった日(時刻)」
かつ
「出来事から起こった日(時刻)」は、「投稿日(アップ日(時刻))」より「必ず前」
つまり、
「タイムラグ(時間差)」を考慮しなければならないケースがでてくるということだ。
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実際のTwitterで説明してみよう。
●投稿した日(時刻)との「ライムラグ」を考えなくていい例
**これは、「英会話」のTwitterで、「よく使う会話」の「英語&日本語」を提供しているTwitterである。
**これは、「写真がない」。文章だけである。
**「日付(時刻)」は、2015.11.16. 7:05AM となっていて、「これは投稿した日(時刻)」と一致する。
●「出来事が起こった日(時刻)」と「投稿日(時刻)の「タイムラグ」を注意しなければならない例
**ランダムで選んだ「猫のあくび」のTwitter
**投稿日(時刻)は、2015.11.13.10:27PM (見えにくいですが)
**この「猫のあくび」は、「かならずしもこの時刻に発生した」という確定はできない。
**「猫のあくび」を「かなり前に撮影していて」、「保存しておいて」、だいぶ経ってから「投稿した」ということも考えられる。
☛つまり、「投稿日(時刻)」には、「タイムラグ」があるともかんがえられる。
つづく)