続き)
前回から1週間たってしまい、「中座」してしまった。
こういった場合、どこまで書いたか、何を書いたか、何を書こうとしていたか。
自動車が、同じ速度で走行するより、「エンジンを掛ける始動」と「ブレーキを掛ける停止」の方が「力が必要」と同様だ。
もっと簡単に言えば、「月曜日は、エンジンがかかりにくい」
で、加えて、本日、月曜日。
「インターバル」&「月曜日」で、読者も「少し興ざめ」したと思うが、話を続けることにする。
******************************************
次に、マークシートの回答例
B君に出された問題と解答とする
問題Ⅰ ———– ——— (略)——— である。
以下の選択肢から該当するものを回答せよ。
解答1. A
2. AとB
3. CとD
4. AとC
5 B
*************************************************************
特徴的なのは、
★「複数回答」の場合でも、必ず「1つだけ正解」という形式
・この例の場合、「2つ複数回答」×3個 「1つ回答」×2個
→このことから、「受験者は、正解は、2つあるかもしれないと、解く前から予想可能。
→選択肢に、「3つ正解」がないので、「1個か2個の回答」と推測。
→「複数回答」が3つあることから、「答えは2つ」の可能性が高いと、「選択肢」だけからでも、推測可能。
☛つまり、解く前から、「選択肢」を見ると、「正解の方向性がある程度把握できる」
———–
★「選択肢の内容」を見ると、さらに「正解へ近づく?」
→「2つの複数回答」が3個 「1つの回答」が2個なので、「複数回答」があやしい。
→「AとB」が多い。ことから、「AとB」があやしい。
→「D」が回答に含まれる可能性は、まずない。
—————
★「複数回答」の場合、「1つだけ正解」しても、得点にならない。
→これは、マークシートに限ったことでないが。
→「1つ正解」しても、「残りの1つが不正解」の場合は、「得点ゼロ」
→つまり、「中間点なし」
**************************************************************************************
これとは、対照的に、次のような設問はどうだろうか(ハリー独自作成)?
C君に出された問題と解答とする
問題Ⅰ ———– ——— (略)——— である。
正しいと思うものを、マークしなさい。(ただし、1つとは限りません。)
A B C D 該当なし
解答 ○ ○ ○ ○ ○
C君の回答例 ● ○ ● ○ ○
**********************************************************************
同じマークシートだが、この問題の特徴は
★正解が、「1つ」あるか「2つ以上」あるか、「ない」か、わからない。
→正解の可能性は、「選択肢5つ」でなく、「かなりな組み合わせ」が可能。
★複数解答の場合、「中間点」も「得点」となる。
→例えば、「正解がAとB」の場合、C君は、「A]は正解しているが、「C]と回答しているので、「正解は半分だが、中間点」がもらえる。
→完全な正解でないが、「Aを正解したことが評価される」
★「受身でなく、攻撃的な回答方法」
→回答が、何個あるかわからない。
→中間点も評価。
→完全をもとめなくてもいい。
続く)