”懺悔室”に引き継ぎまして、「マークシート式テスト」について、考察してみます。
”懺悔室”で、話をしていました。
1979年1月大学共通第1次学力試験。
この年が「共通一次元年」。ハリーと同年代の学生が、「最初の生贄(いけにえ)となった。それ以来現在に至るまで、日本の大学の共通入試試験である。
試験形式(マークシート)
ほぼ全ての科目で、設問に対して与えられた選択肢の中から受験者が正解と思うものの数字を選択し、それを解答用紙マークシートの指定された解答欄に鉛筆でマークする(塗り潰す)というものである。
外国語(英語リスニングテストを含む)・国語・地理歴史・公民の問題では、各問いに解答番号が1から連続して振られており、表示された番号と同じ解答番号の解答欄にマークする。理科や数学の一部も同様であるが、マークシートの解答欄は大問ごとに区切られ、解答番号も大問ごとに1から振られている。第1問から取り組む必要はないが、マークずれを起こしやすい。
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試験制度については、ここ30年の間に、変化したらしいが、今回問題にするのは、「マークシート式」の問題の「形式」についてだ。
上述にもあるが、簡単に説明する
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たとえばA君の回答
1 2 3 4 5
問題1 ○ ● ○ ○ ○
問題2 ○ ○ ● ○ ○
問題3 ○ ○ ○ ○ ●
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問1の答え→「2」
問2の答え→「3」
問3の答え→「5」
を意味する。
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★受験者の作業として
●「正解」と思われる答えを「掲げている番号」を
●「鉛筆」で「塗りつぶす」
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★採点の作業として
●「コンピュータ」が行う。
→あらかじめ「正解」を「得点する」よう「プログラミング」されている。
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★受験翌日に「試験センター」から「正解発表」
●受験生は、「自己採点」する。
●「正式な得点」は、本人は分からない。
●この得点を踏まえて、2次試験の出願を決める。
これについては、「現在」ではなく、「ハリーの受験当時」の状況として提示。翌日の新聞などに「試験の問題や正解」「平均点」などが掲載された。
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「共通一次」世代以前の方々は、「ピン」とこないと思うが、一部の大学を除いて、この「共通一次試験の結果」が、二次試験以降の合否に、「多大な影響を与える」
時間が来たので、
続く)